“週に1日以上運動”60%。過去最高の健康意識に
スポーツ庁から2020年度のスポーツ実施状況に関する調査結果が発表されました。それによると、週1回以上運動する20歳以上男女の平均で59.9%となり、前年度から6.3ポイント増加したとのことです。
※ちなみに、週3日以上運動をされているのが全体の30.9%!3人に1人の日本人が超健康的ですね
スポーツ庁の室伏広治長官は定例記者会見で「新型コロナウイルス禍で健康意識が高まり、身近な場所で実施する傾向が見られた」と述べられ、自粛生活を強いられる状況で運動意欲が向上したとの見方を示されました。
約2万人から回答を得られた今回のデータ。週に1日以上運動する人は、男性が61.8%(前年度55.8%)、女性が58.3%(同51.0%)で、女性の伸びのほうが顕著でした。
年代別でみると、若年層(10代・20代)を中心に各層で上昇しています。
ちなみに、前年度の2019年は1.5ポイントの下落。今回の2020年度の結果は、調査を始めた1979年度以降で最高だったそうです。
この1年間に実施した種目について全体では「ウォーキング」がトップ。それに「トレーニング」「体操」「階段昇降」が続いています。
男性は「ウォーキング」「ランニング」「トレーニング」「階段昇降」「自転車」の順で割合が高いですね。
女性は「ウォーキング」「体操」「トレーニング」「階段昇降」「エアロビクス・ヨガ」の割合が高いです。
男性が女性より実施割合が高い上位の種目は、「ランニング」「ゴルフ(コースでのラウンド)」「ゴルフ(練習場・シミュレーションゴ ルフ)」「自転車」「釣り」で、女性の実施割合が高い種目は「エアロビクス・ヨガ」「体操」「ダンス」となっていました。
運動を実施する頻度が増えたと回答した人に理由を聞いたところ、
「新型コロナウイルス対策による日常生活の変化」が36.4%で最も多く、次いで「仕事が忙しくなくなったから」が27%に。
在宅勤務などの増加で運動をする時間が取れるようになったことや、健康志向の高まりが背景にあると見られますね。
健康意識の高まりはもちろん、女性が屋内でヨガをするなど、より身近な場所で手軽に運動ができる時代です。さらに多くの人がスポーツを楽しめるよう、皆さまの健康とやる気づくりのお手伝いに邁進してまいります。
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