笑わない人は死亡のリスクが1.95倍になる?
年末年始、私はたくさんのお笑い番組を見ていました。毎年恒例の"ガキ使"は、流れが分かっていても見たくなります。笑
今日はお笑いに関係する健康ニュースを見つけましたのでご紹介します。
声を出して笑う機会が少ない人は、週に1回以上声を出して笑う人に比べ、死亡と心血管疾患(脳卒中、心筋梗塞、狭心症など)のリスクが約1.6倍~2倍になる。山形県の中高年1万7000人を対象にした研究結果として発表されました。
山形大学医学部教授の櫻田香さんらによる発表で、山形県内の7つの市に住む1万7152人を分析対象にしたもので、男性が7003人、女性が1万149人、平均年齢62.8歳のデータが元になっています。
そのデータでは、
- 全体の82.2%が週に1回以上笑っていた
- 笑う頻度が月1回以上週1回未満の人は全体の14.5%
- 笑う頻度が月1回未満は3.3%にとどまる
- 笑う頻度が低かったグループには男性が多い
- その男性グループには喫煙者や糖尿病患者が多い
- 配偶者がいない人、運動しない人も多い
という傾向が見られたそうです。
さらに、年齢、性別、高血圧の有無、喫煙習慣、飲酒習慣などを考慮して比較したところ、笑う頻度が月1回未満の人々は、あらゆる原因による死亡リスクが1.95倍になっていたとのことです。
ちなみに心血管イベントのリスクは、月1回以上週1回未満群で1.62倍になっていたそうです。
どうやら、笑う頻度が低いことは、死亡と心血管イベントの危険因子である可能性があるようです。
当院でも、すべての患者さまに笑っていただきながら、ゆがみなおし整体を受けていただけるよう、無痛の生体をさらに磨いていきます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
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