新型コロナの集団感染を防ぐ三密なくし
密閉、密集、密接。新型コロナウイルス感染症の予防のため、日本政府や自治体はこれら三つの「密」を避けてほしい、と繰り返し呼び掛けています。
- 換気の悪い《密閉》空間
- 多数が集まる《密集》場所
- 間近で会話や発声をする《密接》場面
皆さまご存知かと思いますが、この3つの条件が揃っていることを三密といい、この三密の場所に身を置き、そして同じ場所に感染者が居合わせた場合、集団感染(クラスター)が発生するリスクが高いとされています。
この三密のリスクの高さは、国内外の調査で分かっているそうです。
これまでに屋形船、ライブハウス、カラオケ、スポーツジム、居酒屋やレストランなどの懇親会会場で集団感染が確認されているとのこと。
どの「密」も、多くの人間の会話などで飛び散るしぶきに含まれるウイルスを吸い込みやすい環境ですね。
軽症や自覚症状がない人もウイルスを排出するという今回の新型コロナウィルスの厄介な特徴が、願わずとも活かされてしまいます。
専門家会議にも出られている西浦博先生の査読前論文によると、「3密空間」にいる感染者は、いない感染者よりも18.7倍も他の人へ感染させやすいとのことです。
逆に「3密空間」にいない8割の感染者からはほとんど感染は広がっておらず、感染の連鎖は勝手に途切れていくとも言われています。
この「3密」が感染拡大の大きな原因です。
新型コロナ感染のオーバーシュート(感染者の爆発的増加)を起こさないため、
- 換気の良い《開放》された空間
- 少数しかいない《閑散》とした場所
- 対面で話さないような《間隔》ある場面
で、当院も引き続き対応を徹底いたします。
0コメント