やってはいけない、体がゆがむ座り方 1.足組み
普通の日常生活を送っていても、
体は常にゆがもうとする。
腰痛や肩こりなど、体の不調がある方を対象に姿勢や筋肉の状態を確認すると、骨盤の高さに左右差が見られるなど、体のゆがみが顕著に現れています。
私たちのゆがみなおし施術で体をまっすぐにしても、その後の姿勢でまた自分で回復できないくらいに大きく体が歪んでしまいます。
体をゆがませない習慣を手に入れるため、「やってはいけない、体がゆがむ座り方」をご紹介いたします。
1.足組み
無意識にしてしまう方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。癖のようになっていて、足を組まないと落ち着かない方がたくさんいらっしゃるからこそ、厄介です。
そもそも、なぜ人は
足を組んでしまうのか?
- 腰や背中の違和感や痛みがあるから
- 脚を下げると何となく気持ち悪いから
- 足が冷えてくるから
- 体が傾いてる気がして集中できないから
などなど。
このような症状がある場合、脚を組むと一時的に骨盤のバランスが変化し、腰の筋肉の緊張感が緩和したように感じたり、違和感がなくなったりします。
ただ、これは一時的なもので、足組みが習慣化すると体を一層ゆがめてしまいます。
その足組みによって、ゆがんでいくのが
骨盤と股関節
です。
まず、骨盤を簡単にご説明しますと、左右のお尻と真ん中の骨(腰と連結している仙骨といいます)の3つで構成されています。
どちらかの足を上げて反対側の足に乗せると必ず、骨盤はゆがみます。
組んでいる方の足に股関節が引っ張られ、骨盤のお尻の方の関節(仙腸〈せんちょう〉関節と言います)が歪んでいきます。
骨盤がゆがむと、腰痛の原因の1つにもなり、姿勢も悪くなります。
そして、骨盤との運命共同体でもある股関節もゆがみます。
股関節がゆがむと、足が上げづらくなったり、これも腰痛の原因の1つになったり、単純に足が疲れやすくなる等の症状が出てきます。
皆さんも普段から、足組みをしないように意識してください。
今後もやってはいけない、体をゆがませる座り方をご紹介していきます。※次からはコンパクトな文章にまとめます🙇♂️
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